Bubbles in a pool

よどみに浮かぶうたかた

もっとガンガン読んでいこ

多読術 (ちくまプリマー新書)

多読術 (ちくまプリマー新書)


書痴という言葉がある。bibliomania、philobiblist、蒐書狂。ウン万冊も読むってどういうことなんだろう。まさにその一人でもある松岡正剛が書いた本。かなり刺激的だった。自分も本が好きといってもせいぜい中の下、どのくらい本を読んだのか、千冊単位で万まではいってなかろう。いずれ万にたどり着けるかどうかはわからないが、ただ行ってみたいなとは思う。本を読むのは別に高尚でもなんでもない。毎日違う服を着るように、いろんな食事をするように、本は自由に読んでいい、ということでこの本に挙げられていた読み方一覧。

感読、耽読、惜読、愛読、敢読、氾読、食読、録読、味読、雑読、狭読、乱読、吟読、攻読、系読、引読、広読、精読、閑読、蛮読、散読、粗読、筋読、熟読、逆読。

筆者はこう言う。

無知から未知へ、それが読書の醍醐味です。69頁

そう、知りたいのだ。未知を、世界を、自分を。そしてさらに読書という行為から一歩踏み込んでその先を示してくれている。

読書は「自己編集」であって、かつ「相互編集」なのです。セルフエディティングとデュアルエディティングですね。76頁

ああそうか。自分が読書を通してやってみたかったことってこれかと。自分の興味赴くままの知を再編して地図にしてみたかったのだなと。もっと読み方もまとめ方も自由で良かったのだなと今さらながらに感じる。なんでこうじゃなきゃとカタにはめ込んで考えてたんだろうな、惜しいことしたなと反省。