Bubbles in a pool

よどみに浮かぶうたかた

the day's divinity 2009/03/19

今死ぬほど忙しく、朝から晩まで働いて、どうにもこうにもストレス溜まってアクセル踏み気味な日々。もうなんかどうでもいいやとすべてうっちゃってしまいたい。ここではないどこかに。
真暗な山道を縫うように走り、丁度谷間で急に視界が開けて車を止める。明かりは遠くに光る電灯ひとつのみ。エンジンを切ると真っ黒だと思われていた闇が、月明かりで意外なほど明るかった。車から降りて空を見上げた。久々に見る満天の星。あぁこんなことも忘れていたのだ。やや肌寒い空気と自分だけの天体観測に救われる。これが今日のdivinityって奴。

中島らものエッセーから引用

死んでしまったジム・モリスンの、何の詩だったかは忘れてしまったのだが、そこに“The day's divinity, the day's angel."という言葉が出てくる。英語に堪能ではないので、おぼろげなのだが、僕はこういう風に受け止めている。「その日の神性、その日の天使」大笑いされるような誤訳であっても、別にかまいはしない。1人の人間の1日には、必ず1人、「その日の天使」がついている。その天使は、日によって様々の容姿をもって現れる。

この後の話がまた良い話なんだけれども、それは読んでからのお楽しみってことで。すごく美しい恋物語もあり。

恋は底ぢから (集英社文庫)

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